
人間の健康管理に主体的に立ち向かうための
専門的知識・技術を修得
社会が成熟化、複雑化、多様化し、さらに情報化が進むなかで、健康管理に必要な情報を適正に把握・提供するには、食生活に関する栄養学的知識だけでなく、医学・薬学・看護学などの関連領域の知識が必要です。また、健康管理は、年齢や状況を問わず、すべての人々が健康でよりよい生活を営むために必要不可欠です。本専攻では、関連領域の知識を幅広く、かつ系統的に活用し、健康社会の構築に向けた研究教育を行いうる高度専門職業人・研究者の養成を行います。本専攻は、教育課程を「健康科学」「栄養科学」の2分野に大別しています。
健康科学分野では、地域保健、検査医学、健康科学を取り上げ、健康の維持・増進ならびに生活習慣病の改善・予防について高度な研究教育を行います。また、これらに加えて、各分野の研究教育の共通基盤となる栄養疫学についても研究します。
栄養科学分野では、臨床栄養、公衆栄養、食品衛生を主に、栄養学に基づく応用性の高い研究教育を展開します。また、地域医療、栄養行政、食品開発、品質管理および栄養学的知識の普及・啓発の実務にかかわる研究を行います。
健康管理学の研究教育は、実践的視点を重視し、その展開を図ることが重要です。そのため、授業科目は、重要と判断される研究教育課題に対する科目を精選し、講義方式で実施するほか、実践的かつ専門的な教育を行うため、既存の調査・研究に関する事例の検討や討論などを含め、最適の方法で授業を行う「健康科学演習」・「栄養科学演習」をそれぞれの分野に設け、演習形式で授業を展開します。これらの演習には、各専任教員が指導にあたり、講義内容を補完するとともに、課題解決に向けた知識・技能を獲得する授業として展開していきます。さらに、修士課程教育の集大成として、修士論文の作成のための「特別研究」を配置。各テーマに適した地域を対象とする実態調査、栄養成分の代謝や有効性を探究する基礎実験、さらには病院・施設・学校などでの実践指導法の開発と応用に向けた専門職との交流などを積極的に取り入れています。
| 授業科目名称 | 配当年次 | 単位数 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 必修 | 選択 | ||||
| 授 業 科 目 の 概 要 |
健康科学分野 | 健康科学特論 | 1・2 | 2 | |
| 栄養疫学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 地域保健学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 形態機能学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 臨床生化学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 運動生理学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 食環境学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 共生微生物学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 生活環境科学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 健康免疫科学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 健康科学演習 | 1〜2 | 4 | |||
| 栄養科学分野 | 栄養科学特論 | 1・2 | 2 | ||
| 臨床栄養学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 公衆栄養学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 栄養教育学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 栄養管理学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 代謝栄養学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 調理科学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 食品衛生学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 食品機能科学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 食生活科学特論 | 1・2 | 2 | |||
| 栄養科学演習 | 1〜2 | 4 | |||
| 特別研究 | 1〜2 | 10 | |||
必修10単位:特別研究
選択必修4単位:健康科学演習、栄養科学演習のいずれか1科目を選択必修。
選択科目16単位以上:特論科目の中から8科目以上を履修する。
本課程に2年以上在学し、研究科規程の定めるところにより、30単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文(課題研究レポート含む。)の審査及び最終試験に合格する。