教員自慢
高井 伸彦(たかい のぶひこ)准教授
高井 伸彦准教授
「考える人間の最も美しい幸福は究め得るものを究めてしまい究めえないものを静かに崇めることである」科学者でもあり詩人でもあったゲーテの言葉です。
わたしの授業はココが違います
医療放射線に限らず、たばこの煙に含まれる環境ホルモン(ダイオキシン)や、マグロに多く含まれる水銀などの有害化学物質は、極めて身近に存在します。そしてそれら有害物質は、生体内において微量にもかかわらず、非常に大きな影響を与え、胎児期にその影響を受けた場合には、奇形などの異常出産の要因であることが報告されています。授業においては、放射線や有害化学物質を計測するための基礎知識や、世界保健機構(WHO)および国際放射線防護委員会(ICRP)における最新の許容基準、その生体への影響を解説し、自分の身を守る知識を伝えたいと考えています。
在学生が教える、高井 伸彦先生の講義の魅力
わたしのゼミの魅力
ガンや精神疾患を治療診断するために、なぜ放射線を利用するのか?そのリスクとベネフィットを考えた上で、今後どのような治療が理想的であるのかを、薬学の観点から解説し、多くの人が放射線を怖がらず有効利用する知識と、学生がより学びたいと思うきっかけの場を作りたいと考えています。
是非読んでほしい本
書籍名:Tuesday with Morrieモリー先生との火曜日 著者:ミッチ・アルボム
わたしの研究をちょっと紹介します
研究テーマ放射線を利用した脳機能およびガンの診断治療研究 今の研究を志したきっかけ
抗がん剤治療による副作用の怖さを知ったことをきっかけに、薬による副作用を軽減すること、また薬の最適な投与方法は如何にすべきなのかを考え、研究を志しました。放射線(放射性薬品)を有効活用することで、人体(病気)を詳細に分析することが可能であり、今後、学生がそれらの技術を理解し、薬剤の副作用の軽減や患者に適した治療法を考えるきっかけを作っていきたいと考えています。
自己紹介
所属学会とトピックス
所属学会/日本放射線影響学会,日本医学放射線学会・日本薬学会
著書紹介/雑誌【メディカルトレンド2004第19巻・7月号】:放射線照射による脳機能障害とその防護、雑誌【癌の臨床2005 Vol.51,No.5】:特集・第34回放射線による制癌シンポジウム
共著【パートナー分析化学II】:画像診断
社会活動/●幼稚園教育講演・第13回 全日本知能開発研究会:幼児教育の必要性-知能と心のバランス-注意欠損多動性症の最近の動向について
●サイエンスチャンネル「サイエンスに国境はない」出演
受賞/2005年 日本放射線影響学会雑誌 寺島記念論文賞
2007年 平成18年度日本放射線影響学会 優秀論文賞